外来・入院のご案内

セカンドオピニオン外来

セカンドオピニオン外来の対象となる患者さんは・・・

当院以外の医療機関で診療を受けておられるがん患者さん(がんの告知を受けられていることが条件です)を対象にしております。

セカンドオピニオン外来で行うことは・・・

すでに診療されている医療機関からの情報や患者さんのお話をもとに、当院の専門医が、その患者さんのがんの診断、治療に関するご質問に対し、意見や判断を述べさせていただきます。

セカンドオピニオン外来の目的は・・・

私ども専門医の意見を参考にしていただくことで、患者さんが納得できる最善の治療を選択するのに役立つことを目的としております。

セカンドオピニオン外来では出来ないことは・・・

  • 1
    ご相談を受けたがんに関して当院で新たな検査や治療を行うことはありません。
  • 2
    他の医療機関へ転院の紹介状を発行することも出来ません。
  • 3
    セカンドオピニオン外来は完全予約制なので、以下にお示しします「セカンドオピニオンのお申し込み手順」によってお申し込みいただく以外はお受けできません。

セカンドオピニオン外来を受ける時に必要なこと

  • 1
    患者さん本人がセカンドオピニオン外来においで下さい。

患者さんの体調不良などの理由で本人さんが来院出来ないときは、ご家族(父母、子、兄弟、配偶者に限定しております)にお答えしますが、その場合は本人さんからの「相談同意書」(後で述べますが、セカンドオピニオン申込時に窓口でお渡ししますので、セカンドオピニオン外来受診日にご持参下さい)が必要です。また、ご家族だけ来院される場合は来院されるご家族と患者さんの続柄を確認できる書類(住民票など)をご持参下さい。なお、患者さんが未成年の場合は、ご家族と一緒に来院される場合でも、ご家族と患者さんの続柄を確認できる書類(住民票など)をご持参下さい。

  • 2
    がんについて現在受診されている医療機関が作成した診療情報提供書、画像フィルム、病理組織検査報告書など(コピー)をご持参ください(以下、持参資料と呼びます)。

画像フィルムとはCT、MRI、レントゲン写真、内視鏡写真などのことです。受診されている医療機関からセカンドオピニオン受診のための貸し出し許可を受けて下さい。DVDやCDの形式でも結構です。 なお、病理組織検査報告書、血液検査の結果、画像診断報告書などがある場合は、それらのコピーもご持参ください。情報が多いほど正確なお答えができます。

  • 3
    がんの種類を確認して下さい。

当院では以下のがんについてセカンドオピニオン外来を行っております。申し訳ございませんが、これ以外のがんについてはセカンドオピニオン外来をお受けできません。また、小児のがんは扱っておりませんのでご注意ください。

当院のセカンドオピニオン外来対象がん種

消化器
がん
胃がん、大腸がん、肝がん、胆管がん、胆嚢がん、膵がん
乳がん・
内分泌
がん
乳がん、甲状腺がん、副甲状腺がん、副腎がん
肺がん 非小細胞肺がん、小細胞肺がん
泌尿器
がん
前立腺がん、膀胱がん
婦人科
がん
子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がん
皮膚がん 基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、乳房外パジェット病

次の場合はセカンドオピニオン外来をお受けできません

  • 1
    主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関する相談
  • 2
    医療費の内容、医療給付に係わる相談
  • 3
    死亡した患者さんを対象とする場合
  • 4
    当院を含め、特定の医師・医療機関への紹介を希望されている場合

当院への紹介を希望される場合はセカンドオピニオン外来でなく、通常の初診外来にご来院いただければ診察させていただきます。この場合もできるだけ現在の主治医から発行された診療情報提供書をご持参ください。

セカンドオピニオン外来のお申し込み手順

  • 1
    がんの種類を確かめる

当院のセカンドオピニオン外来対象がん種であることをお確かめ下さい。

  • 2
    持参資料をそろえる

病院代表窓口が電話に出ますので、「地域医療連携係」につなぐようご指示下さい。
お電話をお受けできる時間は月曜日~金曜日(祝日を除く)の8:30~17:00です。 担当者にセカンドオピニオン外来を受診したい由をお伝え下さい。担当者が、「セカンドオピニオン外来を受ける時に必要なこと」(前述)でお示しした条件がそろっているか、ご質問させていただきます。条件がそろっていない場合に、この段階でお断りするか、持参資料をそろえていただくようにお願いすることもございますのでご了承下さい。

  • 3
    持参資料をそろえる

現在受診されている医療機関の主治医に、市立柏原病院でセカンドオピニオンを受けたいことをお伝えし、診療情報提供書の作成、画像フィルムの貸し出し、病理組織検査報告書などのコピーをご依頼してください。

  • 4
    市立柏原病院の相談窓口で申し込み手続きをしていただく

持参資料(診療情報提供書、画像フィルム、病理組織検査報告書コピーなど)がそろえば、これらをご持参されて、市立柏原病院へお越しください。この時は、代理の方でも結構です。相談室窓口にて「セカンドオピニオン外来申込書」(この文書の最後に掲載しているのでご参照下さい)を記載して、持参資料(診療情報提供書、画像フィルム、病理組織検査報告書コピーなど)とともに提出して下さい。
セカンドオピニオン外来申込書」には、受診当日にお聞きになりたいご質問をご記載いただきます。また、セカンドオピニオン外来担当医との日程調節をするため、受診希望日・時間も10候補くらい記載して下さい。ご質問や受診希望日についてはメモなどお取りの上で、申し込みにお越し下さい。この日は申し込み手続きだけで、セカンドオピニオン外来の受診はありません。なお、セカンドオピニオン外来に当日、本人さんが来院できない場合は「相談同意書」(この文書の最後に掲載)をお渡しします。

  • 5
    専門医による申し込み内容の検討と担当医師の決定

お預かりした資料をセカンドオピニオン外来担当の専門医たちで検討し、担当医師を決定いたします。なお、この段階で詳しく資料を検討し、当院でのセカンドオピニオン外来の対象外と判断した場合には、セカンドオピニオン外来を受診していただけない場合もございますので、ご了承下さい。

  • 6
    担当医師の日程調節

セカンドオピニオン外来の担当医師が決まりましたら、担当医師が診療可能な、いくつかの日時を提示し、相談室を通じて患者さんかご家族に電話でお伝えします。日時の提示まで数日を要しますので、ご了承ください。提示された日時から、患者さんのご都合の合う日時を決定して下さい。

  • 7
    セカンドオピニオン外来に来院

決定した日時の20分前までにご来院いただき、相談窓口へ起こしください。なお、担当医が外来・病棟の急変に対応している場合は、多少お待ちいただくことがございますことをご了承下さい。

繰り返しますが、以下の書類を当日、ご持参ください。持参された、これらの書類はコピーさせていただきます。なお、これらの書類を当日持参されなかった場合には、セカンドオピニオン外来は中止、もしくは、受診日を延期させていただきますのでご了承下さい。

● 患者さん本人が来院される場合

本人確認できる書類(健康保険証、免許証など)をご持参下さい。

● 家族(父母、子、兄弟、配偶者)のみ来院される場合

本人からの「相談同意書」をお持ち下さい。また、来院されたご家族のかたの確認のための書類(健康保険証、免許証など)、および、ご家族と患者さんの続柄を確認できる書類(住民票など)をご持参下さい。

● 患者さんが未成年の場合

患者さんが未成年の場合は、ご家族と一緒に来院される場合でも、ご家族と患者さんの続柄を確認できる書類(住民票など)をご持参下さい。また、来院された本人・ご家族のかたの確認のための書類(健康保険証、免許証など)もご持参下さい。

セカンドオピニオン外来の日時

担当医と相談して月曜日~金曜日の13:00〜17:00(祝日を除く)の中で設定させていただきます。

セカンドオピニオン外来の相談時間

相談時間は60分以内となっております。これを超えたご相談には応じかねますのでご了承下さい。

セカンドオピニオン外来の費用

最長60分までで22,000円(消費税込み)です。全額自費であり、健康保険は使えません(保険外診療)。ご相談が終了した後に、当日に会計窓口でお支払い下さい。

その他

● 相談日のご変更は出来ません。キャンセルの場合はお早めに御連絡下さい。

● 相談中の録音・録画はご遠慮下さい。

市立柏原病院 セカンドオピニオン外来申込書

クリックすると拡大画像がご覧いただけます。

セカンドオピニオン外来 相談同意書

クリックすると拡大画像がご覧いただけます。

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