皮膚の色素を作るメラニン細胞もしくはホクロの細胞が悪性化したものです。日本人における発症は年間10万人あたり1人位の割合ですが、近年増加傾向にあります。 皮膚の悪性黒色腫は全身のどの部位にも生じますが、日本人では手、足などの体の末端部に多く、1/4は足底に発生しています。
疑うべきポイントは
i. 全体の形が非対称で辺縁が凸凹不整
ii. 色調、濃淡にムラあり
iii. 直径が6mm以上(生まれつきのホクロは除く)
iv. 出血、皮膚のめくれ、隆起などの変化